コンクリート強度測定
衝撃弾性波法
コンクリート中を伝搬する弾性波速度を測定し圧縮強度を推定します。現場にて弾性波速度を測定し、作成した圧縮強度推定式(検量線)に当てはめることでコンクリートの圧縮強度を推定します。
検量線
超音波法及び衝撃弾性波法による非破壊試験については、圧縮強度推定において検量線が必要であることから、あらかじめ円柱供試体を作成し、所定材齢時に弾性波速度の測定と圧縮強度試験を行い、圧縮強度推定式(検量線)を作成します。
ボス供試体
構造体型枠にボス型枠を取り付けて供試体を採取し、圧縮強度試験の結果より、構造体のコンクリート強度が適切であるかを調査します。 ボス供試体の大きさは粗骨材最大寸法により、□75㎜~125㎜、長さは断面寸法の2倍の長さになるようにします。弊社では有資格者による指導も行っております。
配筋状態及びかぶり測定
電磁波レーダー法
橋梁下部構造もしくはボックスカルバートは電磁波レーダ法を使用して鉄筋間隔や鉄筋かぶりを測定します。
電磁誘導法
橋梁上部構造もしくはボックスカルバートは電磁誘導法を使用して鉄筋間隔や鉄筋かぶりを測定します。