株式会社中部ニューテック

058-278-2737

株式会社中部ニューテック

058-278-2737

鋼橋の点検

鋼橋には様々な形式の橋があります。これらは必ずしも点検を想定した作りになっていないのが現状です。弊社では色々な方法でアプローチして近接点検します。時にはトラス橋やアーチ橋の斜材の間に橋梁点検車を入れて点検を行います。

  • トラス橋の橋梁点検車による点検

    トラス橋の橋梁点検車による点検

  • 高所作業車による点検

    高所作業車による点検

磁気探傷試験

磁気探傷試験は、通称MT(Magnetic Testing)と呼ばれます。強磁性の鋼部材の磁束の流れる位置にきずが存在すると磁束の流れがきずにより妨げを受け、試験体の外部空間に磁束が漏えいします。ここに磁粉を塗布することで、漏えいした磁束に磁粉が付着し、きずの見た目を拡大して観察することにより、きずを検出することが可能となります。 鋼橋では主に溶接部の表面及び表面下のきずを検出するために用いられます。弊社では有資格者が極間法にて作業を行います。

  • 試験状況

    試験状況

  • 線状のきず

超音波探傷試験

超音波探傷試験は、通称UT(Ultrasonic Testing)と呼ばれます。試験体内部で超音波の反射を利用して内部のきずや形状を調べる検査方法です。鋼橋では主に溶接部の表面及び表面下のきずを検出するために用いられます。弊社では有資格者が現場で作業を行います。

  • 試験状況

    試験状況

  • 赤い波形がきず

超音波厚さ測定

超音波厚さ測定は、通称UM(Ultrasonic Testing Measurment)と呼ばれます。超音波パルス反射法により、鋼管等の肉厚測定を行います。基本的には超音波探傷検査と同様ですが、こちらは厚さ測定に特化した検査手法です。

  • 測定状況

    測定状況

  • 測定状況

    測定状況

浸透探傷試験

浸透探傷試験は、通称PT(penetrant testing)と呼ばれます。磁気探傷試験が強磁性のものに限られる為、磁気探傷試験が適用できない鉄、セラミックスなどあらゆる素材に適用できます。 但し検出できるきずは、試験体表面に開口しているものであり、試験体内部に存在する傷は検出できません。 弊社では溶剤除去性浸透探傷試験と染色浸透液を組み合わせた試験法を速乾式現像法と組み合わせた方法で行います。通称カラー・チェックという呼び方で言われる事が多いです。

<< 前のページに戻る