コンクリート強度

コア採取法

既設コンクリート構造物からコアボーリングによってコア供試体を採取し、圧縮強度試験によって得られた強度と基準となる強度との比較によってコンクリート品質の評価を行います。コアの直径は粗骨材最大寸法の3倍以上、高さは直径の2倍となるように採取します。採取箇所の部材厚さや配筋状況の影響により高さ寸法の不足となる場合は、直径と高さの比に応じた補正をかけて圧縮強度を求めます。

コア採取法の流れ

反発硬度法

リバウンドハンマーでコンクリート表面の反発硬度を測定し、強度換算式からコンクリートの圧縮強度を推定します。コンクリート表面で試験を行うため、塗装やモルタル仕上げがある場合は、表面研磨やはつり作業により取り除いて試験を行います。また、コンクリートの含水状態による影響を大きく受けるため、乾燥した面以外での試験においては、測定反発硬度に含水補正(+3〜+5)を行います。

反発硬度の測定
反発硬度の測定
測定データの例(20点の測定)
測定データの例(20点の測定)

ボス供試体

ボス供試体による圧縮強度試験
ボス供試体による圧縮強度試験

構造体型枠にボス型枠を取り付けて供試体を採取し、圧縮強度試験の結果より、構造体のコンクリート強度が適切であるかを調査します。ボス供試体の大きさは粗骨材最大寸法により、□75o〜125o、長さは断面寸法の2倍の長さになるようにします。